藤田聡

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石橋英子×アチコ『ロラ&ソーダ』(2007)*画像
THE CURE『4:13 Dream』(2008)
DEATH CAB FOR CUTIE『Plans』(2005)
ART-SCHOOL『Missing』(2006)
BOARDS OF CANADA『The Campfire Headphase』(2005)
SIGUR ROS『Takk...』(2005)
SUNNY DAY REAL ESTATE『The Rising Tide』(2000)
STARS『Set Yourself On Fire』(2005)
ANTONY AND THE JOHNSONS『The Crying Light』(2009)
GREGORY & THE HAWK『Moeni & Kitchi』(2008)

「去る10年間のあなたのプライヴェート・ライフを最も彩ってくれた10枚のアルバム」ということで、当然の如く偏りました。2000年を迎えた当時が中学生だったということもあり、自ずと最近4、5年に聴いたものからの選択です。更にいうと普通の学生生活を行うには支障をきたすほど(実際きたしました)音楽をひたすら聴 き漁っているここ2年ほどの音楽が7割以上です。

 '00年代と銘打っておきながら、時代の流れとは無関係に彼らだけの音を鳴らし続けるキュアーを挙げているわけですが。個人的な音楽のルーツのひとつが80'sニュー・ウェーブであり、メンバーは多々変われどその形を変えずに生き残っている唯一とも言ってよい存在が...とかそのようなことはどうでもよく。彼らの、君とはひとつになれない、自分はひとりであるということを歌いながらも、何かとつながろうとしていたいと思う、閉塞と希求を同時に感じさせる有り様が何も変わらないまま、密度の高い快作を聴くことができたことが素直に嬉しかったです。

 ボーズ・オブ・カナダに関しては個人的にチルアウト・ミュージックの'00年代解釈の進化のひとつの型だと思っている。

 デスキャブはこれほどの素晴らしいメロディをなぜ連発できるのかというくらい心の奥底の方に響いた。ここ数年のUSインディーバンドの豊かさは本当に注目せざるを得ないものがあると思う。またこれほど見た目に華がない関わらず、オーバーグラウンドで音楽を鳴らしているロックバンド...といった意味でもデスキャブは非常に新鮮に映った(笑)

 そして再び時代とリンクしないであろう、石橋英子×アチコのアルバムは、童謡のような優しさと恐ろしさ、そして昔あった、あるいはあったと思っていることすら幻かもしれない原風景を思わせた。先日観に行ったライブも素晴らしかった。「大人になれば」という豊田道倫のカバーの曲や、「犬のうっとりさん」という曲で危うく涙がこぼれそうでした。

 多分こうして、そのときどきとつかず離れず音に触れていくことになるのだろう。きっとそう思う。

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