陰山ちひろ

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THE PILLOWS『Fool On The Planet』(2001)*画像
CAUCUS「空と時間軸」EP(2005)
チョコレートパフェ『四月』(2004)
LUMINOUS ORANGE『Drop You Vivid Colours』(2002)
RADIOHEAD『Hail To The Thief』(2005)
ART-SCHOOL『Requiem For Innocence』(2002)
BELL AND SEBASTIAN『The BBC Sessions』(2008)
THE LIBERTINES『Up The Bracket』(2002)
NUMBER GIRL『Num-Heavymetalic』(2002)
DEATH CAB FOR CUTIE『We Have The Facts And We're Voting Yes』(2002)
 この企画を確認したときに、最初に感じたのが、2000年といえば自分はまだ10歳じゃないかという驚き。本格的に音楽を聞き始めたのは中学のなか頃からで、2000年から2009年を振り返るということは、自分が音楽に対してのめり込み始めることとなったきっかけを振り返るということであり、非常に懐かしい気持ちになった。自分の中の感性が鈍ったような感覚や、何かキャッシュが溜まってしまったような時に聞くと、心や気持ちが再び研がれるような、そんな気分になる音楽。それは懐古的であり感傷的なんだけれど、聞いた後に気持ちを前向きに修正してくれる。そんな自分のさまざまなきっかけに繋がったアルバムの中かからこの年代に発表されたものを選んだ。

 丁度中学の終わりから高校にかけて、UKロックや邦楽ロックに傾倒しはじめ多くのバンドを聞いたけれど、一番思い入れのあるバンドは間違いなくザ・ピロウズ。中学2年の時に、親に秘密でチケットの買い方を必死に調べこっそり購入し、学ランのまま渋谷の怖いホテル街を抜けO-EASTまでなんとか辿り着き、隅のほうでおどおどしながら生まれて初めてのライブを見た記憶は今でも鮮明(笑)。その他で印象深いのはリバティーンズやアートスークル、既に解散していたナンバー・ガールなどで、どことなく異端の雰囲気を感じていた気がする。

 その後高校生活も半分が過ぎた頃、USインディーやシューゲイザーといった方向へのベクトルが強くなり、その時に出会ってとても感動したのがデスキャブやルミナス・オレンジ、コーカスといったバンド達だった。これらのバンドが切り口となり、さまざまなバンドを聞き、インディー・ポップの良質さ、ノイズ・ギターの魔性、そしてインディーズの潜在的な可能性を感じるようになったと思う。そしてこの頃から、それまで持っていたメジャーの前段階としてのインディーズというイメージだけではなく、より本質的なインディペンデントというものを意識するようになった気がする。この時の出会いによって、Babyboom Records Japanに関わるきっかけが生まれることにもなった。

 今年の3月に初めてSXSWに参加し、インディペンデントに対する愛情が深まった直後! インディペンデント&ポップを理念に掲げる大好きだったクッキーシーンにこうして関われることになりとても嬉しいです。よろしくお願いします。

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