長畑宏明

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CAJUN DANCE PARTY『The Colorful Life』(2008)*画像
ARCTIC MONKEYS『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』(2006)
KEANE『Hopes And Fears』(2004)
THE KILLERS『Hot Fuss』(2004)
MOTOR ACE『Shoot This』(2003)
MAROON 5『Song About June』(2003)
LONGWAVE『The Strangest Things』(2003)
HOT HOT HEAT『Elevator』(2005)
FOUNTAINS OF WAYNE『Welcome Interstate Managers』(2003)
MANDO DIAO『Bring 'Em In』(2002)
 何せアークティックが無敵のファーストをリリースしたとき、私はまだ18歳だった。ということは、高校生のときにラジオから流れてきたのを慌てて録音し て、それを貪り聴いていたキーンとか、マンドゥ・ディアオとか、その衝撃は今でも鮮明に覚えているので(本当に)、リストもその時期のアルバムに偏ってし まった。キーンの「Everybody's Changing」を聴いてギターレスのバンドが紡ぐ(ベン・フォールズがリアルタイムでない私にとって、そのやり方は紛れもない発明だった)至高のメロ ディにどっぷりはまり、マンドゥ・ディアオの「The Band」を聴いて北欧の自信過剰なガレージ・バンドが起した奇跡に身震いし、キラーズの「Somebody Told Me」を聴いてブランドン・フラワーズこそ、自分が捜し求めていたロックスターであることを確信した。ノエル・ギャラガーが大絶賛していたオーストラリア のロック・バンド、モーター・エースのアルバムはいまでも時々引っ張り出して聴くが、色褪せない好盤だということにいちいち気付かされる。また、ファウン テインズのサード・アルバムの最初の3曲に狂喜乱舞しないなんてことがあり得るだろうか。ホット・ホット・ヒートはセカンドにしてその類稀なるポップ・セ ンスを存分に発揮し、「Goodnight Goodnight」という2000年代の音楽シーンに燦然と輝く名曲を生み出した。マルーン5のファーストは発売当初、CDショップの片隅に少し置かれ ていただけだったが、2年以上かけて90年代のジャミロクワイに匹敵する成功を手に入れた。アルバムの初っ端を飾る「Harder To Breathe」はまさにR&Bとロックの理想的な融合だ。ストロークスの登場に間に合わなかった私にとって、同じニューヨークのロングウェイヴが代わり になってくれた。ケイジャン・ダンス・パーティーについてだが、もし解散していなかったとしても、このアルバムが私にとって最も理想のサウンドであること に変わりはない。つまり私のなかでは伝説化なんかされていない。「Amylase」が私の人生のサウンドトラックから外れることなんて、あり得ない。

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