MATT POND PA『The Dark Leaves』(Altitude) [reviews]

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 USインディー・ファンの間ではすっかりお馴染みの、マット・ポンドPAの最新作。地元フィラデルフィア(=PA)を離れ、ブルックリンに越してから4枚目のアルバムとなる(時間が経つのは早い...しみじみ)。前作『ラスト・ライト』が、明るめのアップ・テンポな楽曲が多い比較的ロック寄りな作品だった(その中にもニーコ・ケイスとのデュエット曲「Taught To Look Away」のような、美しいバラードもあったが)のに対し、本作はメランコリックな響きを増した、どちらかというと初期の彼らの雰囲気に近い作品になっているように感じられる。相変わらずマット・ポンドの今にも泣き出しそうな歌声は味わい深く、彼らのサウンドの象徴となっているストリングスは、華やかに楽曲を彩っている。「代わり映えがない」「新しい刺激がない」と言われると否定は出来ないが、彼らの奏でるメロディーの美しさはひたすら聴き手の心に沁みるし、彼らの音楽を愛する理由はそれだけで充分だろう。

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このページは、伊藤英嗣が2010年6月 3日 10:24に書いたブログ記事です。

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