ザ・ミディアム・ネックス『Flying Mobiles, Trappings』(Ao To Ao) [reviews]

the_medium_necks.jpg Sonic Plate傘下のレーベル<F.E.E.S>からソロ・デビューし、Org.やInternational Friendship Societyのバンド・メンバーとして活躍し、現在は今後ジャッキー・オー・マザーファッカーのレーベルからリリース予定の日米混合5人組バンドのHELLL(ヘル)のフロントを務めている飛田佐起代が、ビジュアル・イメージを担当する吉田苑子とスタートさせたユニット、ミディアム・ネックス(略してミディネク)。前作『Stars, Stars』より早2年半、3作目となる待望の新作が、遂に完成された。アコースティック・ギターと歌声というシンプルな曲構成ながら、柔らかな感触と憂いを帯びた情感ある深い音色のコンビネーション。その歌の合間に挿入されるどこかストレンジで不可思議なんだけど、まるで夢見心地のようにひたすら心地良い響きで魅せるクラシカルなピアノ・ソロ。今作ではそういった彼女たちの創出した唯一無比のサウンドによって、より一層の音の深みと音色の美しさを感じさせると共に、現実/非現実を行き交うように緩やかな音像を脳裏に浮かばせる。音を具現化したかのような画像と映像と共に演奏される彼女たちのライヴでは、より一層その音世界を堪能できること請け合い。早くその世界に飛び込みに行きたくて仕方ないところだ。

(星野真人)

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このページは、伊藤英嗣が2010年7月29日 15:58に書いたブログ記事です。

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