COOKIE SCENE top 50 albums of 2014

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さて、2014年もそろそろ終わりってことで、今年はぼくらも「編集部が選んだトップ・アルバムズ」を発表させていただきます! スケジュールの都合でぼくはこの座談会には出席できなかったのですが、編集部3人があらかじめリスト・アップしたアルバムから、ああだこうだと意見を交わしながら順位を決めました。


それでは、ジジイ世代の編集長伊藤(50代)と荒ぶる若者近藤(20代)が2014年をふりかえるフリー・トークを不惑の40代犬飼が編集した、対談記事のスタートです。ランキングと併せてお楽しみください!


(犬飼一郎)

ジュリアンとアンディの作品からうかびあがる

アメリカ、そして現代社会への批評性


伊藤&近藤:こんにちは!


伊藤:今日は2014年のトップ50ね。やりたくないよね、本当は、こんなことさ(笑)。


近藤:いいじゃないですか(苦笑)。


伊藤:まず、説明すんの?


近藤:1位に選んだアルバムの説明をしないと。


伊藤:1位はジュリアン・カサブランカス+ザ・ヴォイズの『Tyranny』です! ジュリアンはストロークスのリード・シンガーで、ソロとしてはこれで2枚めだけど、このアルバムはバンド名義だよね?


近藤:そうですね。


伊藤:ソロ1作め(『Phrazes For The Young』)もすごく良かった。ストロークスは4枚めの『Angels』がとくにいわゆるニュー・ウェイヴっぽかったんだけど、その前にジュリアンのソロ・アルバムが出てて、それがもろニュー・ウェイヴ。いわゆる日本で言うニュー・ウェイヴだけじゃなくて、ポスト・パンクに括られそうな比較的マニアックなサウンドまで取り入れてた。曲によっては、フィーリーズっぽかったり(笑)。で、この2作めは、すごく音がつぶれた感じで、90年代を経験した人にとってはロー・ファイと感じるサウンド。ぼくの好きな言葉で言えば、〝ジャンルで括れない〟んだよね。バンド名もカッコいいし。ヴォイ...ヴォイドイズ? あれ...? 


近藤:ヴォイズですよ(笑)。


伊藤:そうか、ヴォイズか! リチャード・ヘル & ザ・ヴォイドイズと混乱してる(笑)。


近藤:トラッシュ・ミュージックってことも重要ですよね。


伊藤:そうだよね! クズだよね! クズって言うと怒られるかな(笑)。


近藤:いや、それは意図的にやってると思いますよ。


伊藤:ストロークスって、00年代にニュー・ヨークから出てきたけど、いわゆる「ブルックリン・シーン」のバンドじゃなかったからね。だいたい彼らがベースにしてたのはブルックリンじゃ全然ない、むしろマンハッタンだし、ギタリストのアルバート・ハモンドJr.は、「カリフォルニアの青い空(It Never Rains In Southern California)」という70年代に大ヒットした曲のおかげで年配の音楽ファンはみんな知ってるフォーク・シンガー、アルバート・ハモンドの息子だったり、メンバーが留学して知り合ったりとか、いいとこのお坊ちゃんみたいな印象があったから、逆にトラッシュ的な音楽をやるのも新鮮。


近藤:突然スクリレックスっぽいハーフ・ステップになる「Where No Eagles Fly」が収められてたり、それからサウンド・プロダクションそのものが汚いじゃないですか。これは、リスナーの消費速度を上回るスピードで音楽が次々と生まれる時代を象徴してるのかなと思います。


伊藤:ジュリアンが自分で立ち上げたレーベル、カルト・レコーズからの発売ってこともあって、リリースもいい感じでスピーディーだった。フィジカルと同時に、アマゾンやiTunesで900円で売ったりね。それだけなら「クール」としか思わないんだけど、ライターのカタチをしたUSBメモリーに音源を入れて発売したところが最高だった。おれ、ヘヴィー・スモーカーだから...というより、喫煙者に対する白い目が日本より全然きびしい地域(US)をベースにしてるくせに、好き勝手にやってる感じがね。


近藤:CDだと、盤面のアートワークにアメリカの国旗が使われてるんです。それってアメリカを対象化して批判してますよね。だから、汚いサウンド、ザラッとしたインダストリアルっぽいサウンドにしたのは意味深だと思います。音の良し悪しという点で聴けば、たとえばユーチューブなどからサンプリングしてる、いわゆるヴェイパーウェイヴ(Vaporwave)ってのがあるんですけど...。


伊藤:ヴェイパーウェイヴって、ユーチューブとかからサンプリングすることが特徴なの?


近藤:それだけじゃないんですけどね。ユーチューブの広告とかも含めて、インターネットにアップロードされた音源をサンプリングしてるヴェイパーウェイヴには、消費主義に対する皮肉があるんです。その流れがジュリアンのアルバムにも表れてるんじゃないかなって。


伊藤:なるほど! それが、我々がジュリアンを1位にした理由だ!


近藤:「主な」理由ですよ(笑)。


伊藤:はい、たしかに(笑)。アメリカといえば、ブルース・スプリングスティーンは昔から堂々と「アメリカ!」って言ってるよね。まあ、彼が生まれ育った国だから、しかたなくって感じで。近藤くんは嫌がってたけど(笑)、今回は10位に入れました。大昔、彼の「Born In The U.S.A.」って曲がレーガン政権のときに勝手に政治に使われたことがあった。これ実は「おれたちアメリカに生まれちゃったけど、どうなのよ?」的な曲なのに、くそレーガンが大統領選関係のキャンペーンでアメリカ賛歌として使っちゃったから、そんなイメージで世界中から見られてるかもしれない。今ならネットがあるから、政治家がそんなことしたらすぐにバッシングされるよね。スプリングスティーンって、実はジュリアンがアートワークに星条旗を使ったような批判精神バリバリの人なんだよ。


近藤:2位に選んだアンディー・ストットの『Faith In Strangers』もそういうアルバムだと思います。このアルバムのジャケットには、イタリアの芸術家モディリアーニの彫像が使われてるんですけど、これはアフリカの芸術に影響を受けて創られた作品なんです。モディリアーニは1920年代にフランスで活動していたエコール・ド・パリっていう芸術集団の一員でした。エコール・ド・パリは、日本人の藤田嗣治やロシア出身のマルク・シャガールも参加していた多国籍なグループだったんです。その多国籍性、いわゆる〝人種のるつぼ〟という点がニュー・ヨークにもつながりますよね。


伊藤:なるほど!


近藤:そこにマイノリティーという存在も重ね合わせてるっていう批評性がアンディーのアルバムにもあるんじゃないかな。ジュリアンのアルバムを1位にした理由とも重なりますよね。おおまかに括れば、アメリカ人のジュリアンがロックで、イギリス人のアンディーがテクノ。違うジャンルに違う国のふたりが同時期に共通する批評精神を発揮したのは興味深いなと。そんな理由でアンディー・ストットを2位にしました。


伊藤:イタリアといえば...フューチャリズム・ムーヴメントにもにつながるよね。スイスが中心点だったダダイズム運動のころ、つまりダダもフューチャリズムも、ある意味〝周縁〟で起こったわけで(リストをざっと眺めながら)フランスもポップ・ミュージックの歴史的に眺めると〝周縁〟だけど、フランスといえばシャンソンっつーより、80年代以降はワールド・ミュージック。そういえば昔フランスに行ったとき、ラジオで流れてた曲はブルース色が薄いな...と思ったよ。イタリアとかフランスとか、南欧はアフリカに直結してる感じがする。そういう点で言えば、デーモン・アルバーンもイギリス人なのに意識的に非ブルース的な黒人音楽につながろうとしてるところが昔からあるんじゃないかなあ...。まあ彼も、ポスト・パンク世代のひとだし(笑)。そこが「白人として信用できる」と思う...的な(笑)? デーモンはブラーの頃から、ありすぎるくらいに批評精神があるよね。イギリス人って、批評精神をユーモアに結びつけるのがうまいじゃん。それがデーモンの『Everyday Robots』を48位に入れた理由。で、3位のテンプルズは...インタヴューを読んでください! ってことで(笑)。


惜しくも50位に入らなかったアルバムは?


伊藤:じゃあ、ここで50位に入らなかったアルバムを見てみようか。入れたかったのが結構いっぱいあったけど。ピンク・フロイド『The Endless River』、TV・オン・ザ・レディオ『Seeds』、コーラル『The Curse Of Love』、カレン・オー『Crush Songs』とか。それと...ソンドレ・ラルケ『Please』とアーランド・オイエ『Legao』かな。ランクに入らなかった理由は、ピンク・フロイドとカレンは、まだ聴けてない。コーラル、ソンドレ・ラルケ、アーランド・オイエはまだ買ってない。TV・オン・ザ・レディオや、あとキース・レヴィン『Commercial Zone 2014』はまだ出てない、みたいな(笑)。


近藤:なるほど(笑)。


伊藤:ティン・ティンズ『Super Critical』やブリーチャーズ『Strange Desire』もすごく良かったから入れたかったんだけど...。ティン・ティンズはアルバム以上にリード・トラック「Wrong Club」が最高だった。ブリーチャーズはあんまり知られてないかもしれないけど、ファン(Fun.)のギタリスト、ジャック・アントノフが始めたポップ・バンド。そういえば、北欧のトッド・テリエ『It's Album Time』が29位に入ってるね。


近藤:ノルウェーですね。


伊藤:彼も〝周縁〟のなかまたち(笑)。そのアルバムにはブライアン・フェリーとの共作が入ってる。ブライアン・フェリーのアルバムもトップ50に入れたかったけど、同じ曲が入ってるから若いトッド・テリエを優先しました(笑)。トッド・テリエはタイトルも最高。レコード(流通される音源)の〝アルバム〟って、写真を貼るアルバムが語源なんだけど、今なら音楽はネットでタダで聴けるから「アルバムなんて、古いんじゃない?」って思うかもしれない。今はインスタとかでしょ? みたいな(笑)。だけどアーティストとしては、アルバムに貼った写真の1枚1枚を見るように曲を聴いてほしい...んじゃないかな? この『It's Album Time』ってタイトルには、そんな気持ちが表れているのかもね。


近藤:トッド・テリエは文脈的に見れば、リンドストロームとかプリンス・トーマスとかのコズミック・ディスコっていう流れに括られるアーティストのひとりですよね。


伊藤:コズミック・ディスコって、クラウトロックともつながっていくところからそういうネーミングになったと思うんだけど、その印象からも(その名前が広く流布しはじめた00年代の時点から)完全に新しいものではないのかもね。


近藤:リンドストロームとプリンス・トーマスは、リンドストローム&プリンス・トーマス名義で『II』というアルバムを作ってるんですけど、それにもクラウトロックの要素がありますよね。


〝いちばん新しかった〟ではなく〝いちばん面白かった〟のは?


伊藤:ところで、近藤くんにとって今年いちばん新しかったのはどれ? 


近藤:もう〝古い/新しい〟という概念をもとに語るのは有効じゃなくなったと思いますよ。


伊藤:いいね! じゃあ、いちばん面白いと思ったのは?


近藤:面白いと思ったのは、9位に入ってるトーキョー・ヘルス・クラブ『Healthy』ですね。スチャダラパーとかオノマトペ大臣に通じる軽さがあるんだけど、ヤンキーぽいやさぐれた雰囲気もある。


伊藤:ヤンキーだけど、怖くない感じ...みたいな(笑)?


近藤:オタク的なところとヤンキー的なところが混ざってて、得体の知れない感じのグループかもしれないけど、そこが面白いなと。というわけで9位に入れました。7位のコウ『Monochrome』は、これまで築きあげられた日本のヒップホップの文脈や歴史でも語りやすいと思うんですが、トーキョー・ヘルス・クラブはこれまでとはちょっと違う文脈を作り上げる可能性も秘めている。そんな期待を込めてのトップ10入りです。


伊藤:トーキョー・ヘルス・クラブは知らなかったけど、名前を見ただけで「いいな!」と思った。ぼくと同世代の人、もしくはさらにジジイだと、ヘルス・クラブという言葉から違うものを連想するかも...。まあ、どうでもいいけど。


近藤:6位のケイト・テンペスト『Everybody Down』は...とにかく、みんなに聴いて欲しいなと思って入れました。ザ・ストリーツことマイク・スキナーが2004年にリリースしたセカンド・アルバム『A Grand Don't Come For Free』で描いた世界を受け継いでいると思うんです。


伊藤:UKヒップホップの良いところを受け継いでる感じなんだね。


近藤:そうですね。おおまかな内容は、ヘルス勤めの彼女とディーラーの彼氏、さらにはその友人たちの群像劇です。セックスやドラックについてはもちろんのこと、高騰する都市部の家賃に苦しみながら、そこで何とか生きる若者の殺伐とした心情も描いてます。ディーラーの彼氏は、家族にまっとうな会社にいると嘘ついてるので、スーツ姿でビジネス街に行ってるんですよ。本当は彼女にヘルスの仕事をやめてほしいんだけど、生活費のほとんどが彼女持ちだから強く言えないという。そのうえ彼氏は、彼女が「本番もヤッてんじゃね?」と想像してうじうじ悩んだりしてる。そんなパッとしない日常を丁寧にラップしてるところに、ザ・ストリーツの因子を見いだしました。これはぜひ日本盤が出てほしいアルバムなんですけど、イギリスの現況をふまえたうえで、こういう内容の歌詞を対訳するのは難しいでしょうね。


伊藤:いや、やりがいある! って感じじゃない(笑)? 今の話を受けて言えば...ぼく的には、ヤンキーとオタクの二項対立ではなくて、それらが〝混ざった〟部分にとりわけ興味があるって感じかな。42位に入ってる花澤香菜『25』はヤンキーじゃなくて、アキシブ系...オタク度のとくに高いアキバな感じが入ってる感じ? その帰結点? としてグレイトだと思った。『25』ってタイトルのインパクトも大きいよね。最近イギリスの女性シンガー、アデルも『19』とか『21』とか自分の年齢をタイトルにしたアルバムを出して欧米で超特大級のヒット出してるし、「新しく」はないけど(笑)。そういう意味では、本格的メタル・サウンドとアニメ声っぽい...日本で言えばももクロ(ももいろクローバー)よりのヴォーカルを組みあわせて、欧米での評価が高まりつつあるベイビーメタルのアルバムもよかった。まあ、メタルがヤンキーの音楽かどうかはよく知らんけど(笑)。でも、それよりぼくとしては、まあ『25』のほうが好き、個人的には...って、ああ、ジジイゆえ、もうしゃべるの疲れてきた...(汗&笑)。


近藤:以上、クッキーシーンが選ぶ2014年のトップ50、ありがとうございました!



1. JULIAN CASABLANCAS + THE VOIDZ『Tyranny』

2. ANDY STOTT『Faith In Strangers』

3. TEMPLES『Sun Structures』

4. GIANT CLAW『Dark Web』

5. SAM SMITH『In The Lonely Hour』

6. KATE TEMPEST『Everybody Down』

7. KOHH『Monochrome』

8. SKY FERREIRA『Night Time, My Time』

9. TOKYO HEALTH CLUB『Healthy』

10. BRUCE SPRINGSTEEN『High Hopes』


11. KINDNESS『Otherness』

12. きのこ帝国『フェイクワールドワンダーランド』

13. FKA TWIGS『LP1』

14. CHROMEO『White Women』

15. シャムキャッツ『After Hours』

16. THE WOODENTOPS『Granular Tales』

17. ミツメ『ささやき』

18. U2『Songs Of Innocence』

19. CONOR OBERST『Upside Down Mountain』

20. OGRE YOU ASSHOLE『ペーパークラフト』


21. カネコアヤノ『来世はアイドル』

22. VARIOUS ARTISTS『Fresh Evil Dead』

23. OBJEKT『Flatland』

24. SKRILLEX『Recess』

25. LONE『Reality Testing』

26. CARO KISSA『Door』

27. 赤い公園『猛烈リトミック』

28. ウワノソラ『ウワノソラ』

29. TODD TERJE『It's Album Time』

30. RODDY FRAME『Seven Dials』


31. KERO KERO BONITO『Intro Bonito』 

32. THE HORRORS『Luminous』

33. APHEX TWIN『Syro』

34. MCビル風『Homework』

35. BASEMENT JAXX『Junto』

36. YOGEE NEW WAVES『Paraiso』

37. NENEH CHERRY『Blank Project』

38. ENO・HYDE『Someday World』

39. TRAXMAN『Da Mind Of Traxman Vol.2』

40. 坂本慎太郎『ナマで踊ろう』


41. MANIC STREET PREACHERS『Futurology』

42. 花澤香菜『25』

43. WILKO JOHNSON & ROGER DALTREY『Going Back Home』

44. MOGWAI『Rave Tapes』

45. SHIN RIZUMU『Shin Rizumu』

46. PUSS N BOOTS『No Fools, No Fun』

47. GUIDED BY VOICES『Cool Planet』

48. DAMON ALBARN『Everyday Robots』

49. TENNIS『Ritual In Repeat』

50. VARIOUS ARTISTS『Beck Song Reader』



最後にぼく(犬飼)からもひとこと。この対談の数日前におこなわれたセレクション会議でぼくが大プッシュした、18位のU2『Songs Of Innocence』は、自動的にエヴリバディのiTunesアカウントに収まったという前代未聞の〝5億人限定〟フリー配信で、「うれしい!」とか「いらないよ!」とか世界中で物議をかもした1枚。結局、ボノが「すみません、削除方法をお知らせします」と公式コメントを発表したり。そんなこんなで未だインターネットに翻弄されてる感じも〝2014年の今〟っぽくて印象的でした。

 

ちなみに『Songs Of Innocence』はイギリスの詩人、ウィリアム・ブレイクが18世紀に発表した詩集『無垢の歌』と同じタイトル。そして、U2が次作として準備しているアルバムのタイトルは『Songs Of Experience』とのこと。これもブレイクの詩集『経験の歌』と同じ。これらは、iTunesストアから、無料DLできます(iTunesストア起源前後の昔から、それらの合本『Songs Of Innocence & Experience』が...。ちなみに、そこが無料キャンペーンをはじめた大昔に数冊DLしたらしい伊藤のiBooksアプリには、現状それを含む5冊くらいしか本は入ってないそうです。そして、今確認してみたところ、この本に対してiTunesストアが与えていたジャンルは...ホラー:笑)。過去と現在は、テクノロジーを介してこんなふうにフラットにつながっていくのかも。〝古い/新しい〟って概念は、これからどんなふうに変わっていくのでしょうか? 2015年も楽しみです!

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