The Kink Controversy

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先日このコーナーにアップされた「レディオヘッド・シンドロームはどこまでつづくのか?」という原稿、うれしいことにいろんな場所で議論を呼んでいるようです。筆者の松浦さんのところにはどんどん感想が届いているようですが、編集部にはあまり来ない...さびしいなー...とか思っていたところ、先日「みの」さんからお便りが届きました! その内容も実に興味深い! ということで、お約束どおり(?)このコーナーで掲載させていただきます。

現状「掲載のお礼」的なプレゼントに関して、まだ発表前ですが(そして、発表後は「抽選」になると思いますが...。FEEDBACKコーナーをご参照ください。「プレ・オープン」状態、来週にはなんとか離脱できるかなあ...。すみません...)、「みの」さんはその「抽選枠外当選」ってことで、後日メールをさしあげます(ちょっと時間はかかってしまうと思いますが...。あと「プレゼントなんかいらない!」ってことでしたら、そのメールは無視しちゃってください。すみません)。

基本的に文章にはほとんど手を入れてないですが、表記的な部分のみ多少手直しをさせていただいております。問題あれば、またご連絡いただければ(できるだけ早めのタイミングで。アップ後になってしまい申し訳ありませんが)校正させていただきます。

ありがとうございます!

というわけで、以下「みの(仮名)」さんからのお便りです!

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 いつも楽しく拝見しております。今回のレディオヘッド・シンドローム「よじれ議論」の「お便り」としてメールを送らせて頂きました。長文になりますが、よろしくお願いいたします。

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クッキーシーン創刊からしばらくたった00年代初頭、ぼくは強くそう感じていた。実際(誌面などで)口に出してもいた。だからこそ、ザ・ストロークスやザ・リバティーンズ、そしていわゆるポスト・パンク・リヴァイヴァルに夢中になっていた部分が、たしかにある(最後のヤツに関しては、もともと自分が「ポスト・パンク」世代だった、ということのほうが大きいけれど:笑)。

編集人であるぼくのそんな志向がはからずも(いや、はかっていたのか?:笑)反映され、クッキーシーンは97年の創刊以来一度もレディオヘッドのインタヴューを掲載してこなかった。なんとなく、彼らを揶揄したような対談記事は載せたような気がするけど...。

ただ、アジアン・カンフー・ジェネレーションのインタヴューで述べたとおり、レディオヘッドは客観的に見て尊敬すべきバンドだとずっと思っている。そこでは(『キッドA』の印象にひきずられたこともあって)ピンク・フロイドを引きあいに出したけれど、ほかにもたとえばU2(ピンク・フロイドともども、個人的に「好き」と言える)あたりと比肩すべきバンドとして...。そして「まだ、誰もあまり正面切って表明したことのないような切り口」で彼らを位置づけられるのであれば、インタヴューでも評論でも、レディオヘッドに関する記事を掲載するものやぶさかではないと思いつづけてきた。

今回は、それをおとどけしよう。かつて「レディオヘッド・シンドローム」と呼ばれていたものにどっぷりつかっていた世代である松浦氏ゆえのリアリティ(少し上の世代であるぼくがそう感じていただけで、その「タグ...レッテル」は決して的確なものではなかった、こと日本においては彼らも「ひきがね」にすぎなかったのだ! という発見もあった!)に舌を巻いた。

「Always Pop And Alternativeなどというセリフを(なんとなく)標榜するクッキーシーンが、この原稿を掲載する(ちなみに、コントリビューター小熊氏が先日ツイッターで、Always Nerd And Alternativeと叫んでいたが、それも言えてる!:笑)のは、ある種の自省?」と感じられるかもしれない部分もあって、さらに刺激的。だけど、決してそんなことはないよ、ぼくらは...ってなことは、またいつか機会があったら語ろう。このコーナーの名前は、The Kink Controversey(よじれた議論)。お便りもお待ちしております!

前置きが長くなってしまった(汗)。では本編を、どうぞ!

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メディアに掲載される文章には、さまざまな意味がある。クッキーシーンのようなメディアであれば、当然「(音楽をはじめとする、いい表現に出会ったとき、それを)紹介(しないではいられない衝動を、ある種の客観性とともに提示する)」というスタンスが最初に来る(べき)なのだが、それがある種の「批評」的な形をとることも必然的にありえる。そしてクッキーシーンは、こんなスタンスをとっている。もし理想的な「批評」が存在するとすれば、そこはほかの誰かの「考察」に役立つべきであり、それが「議論」に結びつけばばさらに嬉しい。

というわけで、このコーナーがスタートしました。わりと「論議」を呼びそうな文章は(ほかのコーナーではなく)ここに掲載します。

それらに対する、あなた自身のご意見(別に「反論」じゃなくてもいいですよ:笑)も求めています。

このコーナーに掲載されたもの以外の文章に対するご意見ご感想も、もちろん常時募集しています。でもって、それをこのコーナーに掲載させていただく可能性アリ! ってことで...!

しょっぱなの今回は(ぼくが見る限り)誰もが絶賛している、小沢健二のライヴに関する、松浦氏の文章です。これを読んで、あなたはどう思われたか? 知りたいです...。

FEEDBACKコーナーから、是非。
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